東京音楽大学作曲科卒業。1987年よりシャンソン歌手・童謡歌手のピアノ伴奏者として演奏活動を始める。2007年に地域の保護者と共に「子どものための音楽療法サークル『音の輪』」を立ち上げ、障害児対象の音楽療法現場でセッションを行ないつつ、ドラムサークルファシリテーターの研鑽も積む。2023年3月に日本ノードフ・ロビンズ音楽療法トレーニングプログラムを修了、現在はノードフ・ロビンズ音楽療法士として主に即興音楽を用いて発達障害の子どもや青年を対象に音楽療法のセッションやドラムサークルを行なっている。また、障害児・者やその家族も気楽に来られるためのバリアフリーコンサートも定期的に企画・開催している。
「自立訓練事業所での定期ドラムサークルにおける参加者の変化について」
2019年に自立訓練事業所(18歳以上の知的障害者対象)から月に一回のペースで音楽活動を依頼され、継続的にドラムサークルを行なってきました。その中で、参加者が他者に向ける関心が高まったり、リズムに関する感覚や反応が変化してきた事を報告します。